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第1章:2005年6月 メルマガ始める

目安時間:約 4分

「まぐまぐ」でメルマガを発行したのが、
僕のネットビジネスの原点でした。

 
とは言っても、この時はメルマガでお金を稼ぐ方法はわからず。

読者を増やし、メルマガに広告でも出せば、稼げるんじゃないか?

 

そんな軽い気持ちでした。
本業が物を書く仕事だったんで、
メルマガくらいなら書けると思ったのです。

 

当時、「まぐまぐ」のメルマガ発行部数1位は、
「毎日1分 英字新聞」(題名は少し違ってるかも?)で、
発行者はネットビジネス界では大御所の石田健さん。

 

 

彼の存在を知ったことが、
僕のネットビジネスの原点でもありました。
石田さんは確か10万人くらいの読者を持っていました。

 

僕はちょっとしたマニュアル系の単行本を出し、
2万部ほど売れた経験があり、
メルマガには興味がありました。

 

読者が10万人もいれば、相当稼げるだろうな。

 

そう考えた僕は、「まぐまぐ」で早速メルマガを発行しました。

メルマガのタイトルは「頭が良くなるジョーク」

毎回1つのジョークをクイズ風に紹介して、
そのオチを読者に考えてもらおうというものです。

 

例えば、こんな感じです。

 

 

「ねえ、好きな子にプレゼントしたいんだけど、
何をあげればいいかなあ?」
「それなら○○がいいよ!」
「どうして?」
「それは少しずつ取り戻せるからさ」

さて、○○とは何でしょう?

 

 

ってな内容です。

 

答え、わかります?

 

正解は「口紅」です。

 

結構よくないですか?

 

では、もうひとつ。

 

「○○○○○はおでこにキスされた女の子が発明したものである」

さて、○○○○○とは何でしょう?

 

答えは「ハイヒール

 

乙女っぽい恋心が出てて、いいと思いませんか?

実際、このメルマガはいきなり上位に入り、
3号くらいで読者が5000人を突破しました。

 

 

しかし、結論から言うと、
このメルマガは3ヶ月ほどで止めてしまいました。

 

えっ、なぜかって?

それは「飽きちゃった」から(笑)
おいおい、それかよ! です。

 

ネタに詰まったというのもありましたけどね。

それよりも、読者を集めても、メルマガで稼ぐ方法が
わからなかったんですね。

 

メルマガにアフィリエイト広告を貼ったりもしましたが、
全然稼げませんでした。

 

そうすると、バカらしくなってきちゃって・・・

 

そもそも僕の本業は物を書く仕事です。

 

一応プロですから、タダで文章書くなんて堪えられない。
一種のプライドってやつですか?

 

このプライドが邪魔をして、
その後もネットビジネスで稼げないということになるのですが・・・

 

第2章へ続く

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