記事ネタを探すときは必ず守らなければならない3つの原則があります。
これを知らないと、いつまで経ってもブログのアクセスは増えず、稼げるようになりません。
特に、アドセンスブログを実践する場合は、3つの原則をきっちり理解したうえで記事を書かないと、いつまで経ってもブログのアクセスは増えません。
記事ネタには大きく分けると、3種類あります。
①ショートレンジ(速報系ネタ)
②ミドルレンジ(イベント系ネタ)
③ロングレンジ(悩み・疑問系ネタ)
では、順番に解説していきたいと思います。
この記事の目次
ジョートレンジのネタとは、短期間に一気にアクセスが集中するニュースのことです。
芸能人のスキャンダルとか事件・事故などがそれにあたります。
これらのネタは大手ニュースサイトで大きく取り扱われるため、多くのユーザーが関心を持ちます。
記事がうまく爆発すれば、数万単位のアクセスを集めることができます。
しかし、その反面、大きな問題があります。
それはグーグルなどの検索エンジンからペネルティを受ける可能性があること。
たとえば、芸能ネタを扱うブログの多くは、芸能人の画像を無断使用していることが非常に多いですが、これは肖像権および著作権違反に当たります。
こうした行為はこれまで見逃されるケースが多かったのですが、最近は非常に厳しくなっています。
実際トレンドブログの実践者の中には、アドセンスのアカウントが剥奪されたというケースが続出。
月100万円以上稼いでいたブログが一瞬にして収入ゼロになったという報告も寄せられているのです。
それだけではありません。
芸能事務所から著作権・肖像権侵害で訴えられるケースも増えていて、多額の賠償金を請求されたというケースもあります。
ちなみに、トレンドアフィリエイトの教材には芸能人の画像を使用するときは、出典を明記して引用という形にすれば大丈夫と解説しているものもありますが、これは間違いです。
画像を引用する場合は、必ず出典元に許可を取る必要があります。
今はたまたま見逃されているだけで、もし訴えられれば、確実に負けます。
事件や事故などを扱う際も注意が必要です。
最近は容疑者の顔画像をフェイスブックなどから見つけ出して、ブログに貼ってアクセスを集めるトレンドブロガーが増えていますが、これも止めた方がいいです。
容疑者本人から訴えられる可能性は少ないですが、グーグルから目を付けられる可能性が大です。
グーグルは誹謗中傷や名誉毀損に当たるコンテンツを禁止しており、このところ規制を強めているからです。
とはいえ、ショートレンジ(速報系)のネタはアドセンスブログをやるうえで魅力的です。
なによりもライバルが少なく、ブログが弱い段階ではアクセスアップの起爆剤になります。
では、どうすればいいのか?
・著作権および肖像権の侵害に当たる画像を使わない
・誹謗中傷、名誉毀損に当たる記事を書かない
・事実と異なることやプライバシーを侵害する記事を書かない
最低でもこの3つは守る必要があります。
この条件の下で書けるなら、やってもかまいませんが、実際は難しいですね。
そこで、重要となるのが、ネタの切り口です。
芸能スキャンダルや事件・事故を直接扱わないで、読者が関心をもつ別の切り口を考えるのです。
以前、僕はこんな記事を書いたことあります。
それは池袋で高齢者の暴走事故が大きな問題になったときのことです。
当時、多くのブログが容疑者を非難する記事を書いていましたが、僕は視点をズラしました。
注目したのは、「アクセルとブレーキの踏み間違え」です。
これを防止する装置に関する記事を書いたのです。
実際、この記事は1日500以上のアクセスを集め、今でも安定的にクリックされています。
ショートレンジのネタを扱うときは、こうしたズラし思考を身につけることで、長くアクセスを集めることができるようになります。
次に、ミドルレンジネタについて解説したいと思います。
ミドルレンジの記事とは、近い将来に検索需要が増えることが予想される記事のことです。
代表的なのは、季節のイベント。
お正月、バレンタインデー、入学式といった毎年必ず行われる行事がこれに当たります。
また、日本各地のお祭りや花火大会なども代表的なミドルレンジネタです。
トレンドアフィリエイトのノウハウでは、これらのネタは最低でも3ヶ月前に記事にしておくよう教えられています。
ただ、イベント系ネタは、最近目を付ける人が多くなっているため、ライバルが増えているのが難点。
有名なイベントだと、文字数が多く、内容の濃い記事でないと上位表示されなくなっています。
そのため、ミドルレンジネタでは、ブロガーが見落としているようなイベントや切り口が必要となります。
3つめはロングレンジ系のネタです。
ロングレンジネタの最大のメリットは、上位表示さえできれば、常にアクセスを集められること。
これによって、ブログの読者が増え、安定した収入が得られるようになるメリットがあります。
では、常に需要があるネタが書かれているのはどんな記事なのか?
それは読者の悩みや疑問に答える記事です。
代表的なのはダイエット。
やせたいという願望をもつ人は時期を問わず常に一定数存在します。
こうした人たちに向けて書いたダイエット関連記事が上位表示されれば、毎日大量のアクセスが集まります。
アドセンスブログの醍醐味はまさにここにあると言っていいでしょう。
毎月数十万円の収入をほぼほったらかしで稼ぐ人は、上位表示されるロングレンジネタをたくさん持っています。
ただし……
ロングレンジネタには大きな難点があります。
それは上位表示されて検索される記事を書くことが至難の業であること。
ロングレンジのネタを見つけるうえで、一番大切なのは徹底したキーワード選定とライバルチェック。
そして、読者の役に立つ記事内容が求められます。
こう言うと、尻込みする人が多いと思いますが、決して悲観する必要ありません。
苦しいのはライバルも同じです。
粘り強いリサーチとわかりやすい記事を書く努力をコツコツと積み重ねることで、必ず壁は乗り越えられます。
ということで、記事ネタを探すうえで、守るべき3つの原則について解説しました。
ショートレンジ、ミドルレンジ、ロングレンジ……
それぞれにメリットとデメリットがあることがわかって頂けたと思います。
そこで、ブログに最速でアクセスを集めるにはどうすればいいのか?
この点について解説したいと思います。
新規ブログを起ち上げたばかりの頃はパワーが弱く、なかなかアクセスが集まりません。
そのため、ライバルのいないショートレンジネタ(速報系)を多く投稿する必要があります。
速報系のネタを見つけるのに適しているのは、大手ニュースサイトです。
おすすめはYahoo!ニュースです。
Yahoo!ニュースには、様々な新しいニュースが随時掲載されるので、記事になりそうなネタを探しましょう。
このときに大事なのは、ニュースを元にそのまま記事を書くのではなくニュースから別の切り口のネタを見つけることです。
また、Yahoo!ニュースのトップページにあるリアルタイムという項目も要チェックです。
ここをクリックすると、ツイッターでまさにその瞬間につぶやかれているネタが一覧で表示されるので、ここからネタのヒントを見つけることができます。
他にも、以下のサイトもネタ探しに使えます。
ミドルレンジネタはイベント系のネタが中心となります。
そうしたネタを見つけるのに便利なサイトをご紹介したいと思います。
同サイトには日本全国のイベント最新情報が掲載されていて、様々な条件で検索できます。
このサイトには各地のお祭り情報が掲載されていて、アクセス、観光情報、宿泊、飲食店、お土産なども簡単に調べられます。
このサイトは日本の年中行事が掲載されていて、月別に調べられるようになっています。
ミドルレンジネタで記事を書く時は早めに仕込む必要があります。
最低でも3ヶ月前、できれば半年前に書いておくと、アクセスが集まりやすくなります。
ロングレンジ系のネタは悩みや疑問が対象となります。
そこで、おすすめしたいのが、Yahoo!知恵袋です。
トップページのカテゴリーからテーマを選べるようになっています。
おすすめは「暮らしと生活ガイド」
ここを見て回れば、ネットユーザーがどんな悩みを抱えているのかがたちどころにわかります。
お悩み相談サイトは他にもあります。
・発言小町
ロングレンジネタに困ったら、お悩み相談サイトで探す。
これは鉄則にするようにしましょう。
記事ネタを探すときは今回紹介した3つの原則を必ず守るようにしてください。
ブログのアクセスを最速で増やすには、
ショートレンジ、ミドルレンジ、ロングレンジのそれぞれのネタを上手く組み合わせて記事を書くことが大事です。
新規ブログを起ち上げた場合は、
・ショートレンジネタ→6割
・ミドルレンジネタ→3割
・ロングレンジネタ→1割
当初1〜2ヶ月はこの割合で攻めてみてください。
そして、ある程度ブログにアクセスが集まるようになってきたら……
・ショートレンジネタ→3割
・ミドルレンジネタ→4割
・ロングレンジネタ→3割
さらに、3〜6ヶ月以降は……
・ショートレンジネタ→1割
・ミドルレンジネタ→4割
・ロングレンジネタ→5割
このように徐々にロングレンジネタを増やしていくのがいいでしょう。
ぜひあなたもこの原則に基づいてネタを選んでみてください。
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