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やる気が出ない時に効果てきめん!5秒の法則と240秒の魔法

目安時間:約 14分

 

記事を書こうと思ってもやる気が出ない。

やらなきゃいけないのに手が動かない。

 

あなたはそんな経験ありませんか?

 

僕なんか毎日そうです(笑)。

 

いやだ、いやだ、いやだ。

でも、やらなくちゃならない。

 

で、仕方なくやり始めると、

あれだけいやだった気持ちはどこへやら。

気がついたら、作業に集中していた。

 

あると思います。

 

天津・木村のエロ詩吟かい!

 

実は、これは脳の仕業なんです。

脳は常に言い訳をします。

 

今日は疲れてるから明日やろう。

お腹が空いたからなんか食べてからやろう。

 

そう、やらない理由を作ろうとするのです。

 

ならば、脳に言い訳させなければいい。

その方法を2つご紹介したいと思います。

 

「5秒の法則」

5秒の法則とは、

「やると決めた瞬間から5秒でやる」というもの。

 

例えば、ブログを書こうと決めたら、

カウントダウンします。

 

5→4→3→2→1

 

5秒以上考えると、脳がやらなくていいと言い訳してしまうからです。

 

「ゲームをやってからやろう」

「今日は疲れたから明日やろう」

 

結局やらなくなってしまうのです。

 

だから脳が言い訳する前にやる。

それが5秒の法則です。

 

「5秒の法則」の提唱者

「5秒の法則」を提唱したのは、

アメリカのテレビ司会者メル・ロビンスです。

 

「5SECOND RULE」という本も出していて、

TEDでスピーチしたりもしています。

 

 

この動画で彼女は次のように訴えています。

 

考えてばかりじゃダメ。

自分の感情に皆さんは感情に振り回されているのです。

 

どう感じているかなんて関係ありません。

 

大事なのはどうしたいか?

感情に耳を傾けていたら、

望みは手に入りません。

 

だってあなたは決してやる気にならないんだから。

 

居心地の良い場所から抜け出さなくてはなりません。

 

リスクを取るという話ではありません。

ぬるま湯から脱却するのです。

 

ベッドから出る最初の3秒って最悪ですよね?

でも、いったん起きてしまえば最高です。

 

やりたい気持ちが起こったら、

5秒以内に行動に移さなかったら、

あなたは非常ブレーキをかけてアイデアをつぶします。

 

秒殺です。

 

5秒以内に立ち上がらなければ、

非常ブレーキをかけてしまうのです。

 

問題はアイデアではありません。

問題は行動を起こさないことです。

 

アイデアをつぶしたのはあなたです。

私や他の誰かのせいじゃありません。

自分でそうしているのです。

 

もうやめましょう。

 

皆さんにはやるべきことがあります。

頭で考えていたって何も起きませんよ。

 

いかがですか?

僕はズシンと響きました。

 

頭の中で考えていたって何も起きない。

 

 

これはまったくその通りですね。

記事が書けないという人は、

とにかく書いてみる。

どんなに拙い文章でも書く。

 

これをやるのは最初はつらいです。

 

車が走り出すときと同じように、パワーがいります。

でも、逆に言えば、パワーがいるのは5秒だけです。

 

もし5秒で終わらせなかったら、つらい時間がもっと長くなります。

でも、5秒でやろうと決めていれば、悩む時間は最短で済むのです。

 

そして、この5秒の法則が習慣になれば、意識しなくてもできるようになります。

習慣は21日で身につくと言われています。

 

したがって3週間、5秒の法則を続ければ、意識しないでもできるようになるのです。

 

そうなれば、つらいと思うことはなくなります。

だからぜひあなたも実践してみてください。

 

「240秒の魔法」

やる気を出さなければいけないと思えば思うほど、やる気がなくなる。

そんな経験はありませんか?

 

気合いを入れないとやる気は出ないもの。

 

そう思っているとしたら、それは間違いではないのか?

そうではなくて、ただやる気の出し方を知らないだけではないのか?

 

つまり、やる気を出さなければならないと思うことは、やる気を出す方法ではない。

 

やる気を出すには先に行動せよ。

 

これが「240秒の魔法です」

 

これもやり方は簡単です。

 

やる気が起こらなくても、気合いを入れて4分は続ける。

 

脳のメカニズムから言っても、

240秒続ければ、やる気が出てくるという魔法です。

 

実際に、脳科学の研究では、4分続ければやる気ホルモンが分泌されるという研究結果もあります。

 

そうした方法を提唱しているのが、アドラー心理学です。

 

「嫌われる勇気」という本がベストセラーになったこともあるので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

この「アドラー心理学」を元に、「やる気の出し方」を紹介しているのが、以下の動画です。

 

 

この内容がとても素晴らしいので、紹介したいと思います。

 

まず、この動画では、やる気を損なう3つの要因をあげています。

 

①目標が見えていない

②目標が高すぎる

③セルフイメージが極端に低い

 

これを解消するための3つのステップを紹介しています。

 

①まずやってみる

脳科学では、「人間は行動の結果、感情が芽生えるようにできている」とされています。

つまり、人間はやらないとやる気にならない動物であるということです。

 

やる気があるから行動するのではなくて、

行動するからやる気が出る。

 

やる気は行動した後に生まれるもの。

行動する前からやる気があることはほとんどない。

この事実を知る必要があるのです。

 

これを記事の執筆にあてはめると、

記事を書く前からやる気があることはほとんどない。

 

記事を書き始めて、初めてやる気が出る。

ということです。

 

行動すれば勝手にやる気が出てくる。

 

これがアドラー心理学の考え方です。

 

とはいえ、どうしても行動する気になれないときってありますよね。

 

そんなときはどうするか?

 

アドラー心理学では、解決法を提示しています。

 

それは「とにかく少しでも手を付ける」こと。

 

具体的には、

 

とにかくワープロソフトを起ち上げてみる。

そして、1行だけでも書く。記事タイトルだけでも考えてみる。

 

これは心理学では「ベビーステップ」と呼ばれ、効果が実証されています。

赤ちゃんの歩みということですね。

 

小さな行動をすれば小さなやる気が生まれる。

「千里の道も一歩から」というやつです。

 

それが積み重なって大きなやる気になってくる。

 

人間の成長と同じで、

ベビーやる気→チャイルドやる気→アダルトやる気

になっていくということです。

 

続いて、2つめのステップは……

 

②目的を明確にする

いくらやる気を出そうと思っても、なぜそれをやらなければいけないのか?

それがはっきりとしていないと、やる気は持続できません。

 

この時、必要なのが「内発的動機付け」。

 

動機には「内発的」なものと「外発的」なものがあります。

 

外発的動機付けというのは、

仕事を頑張れば、給料が上がって昇進できるといったこと。

 

しかし、外発的動機付けは長続きしないという欠点があります。

しかも、給料アップや出世には限界があります。

 

一方、内発的動機付けは、

自分の内側から湧き上がってくるやる気を出すこと。

 

これは自分の考え次第なので、物理的な限界はありません。

 

うまくやれる人は、内発的動機付けができます。

自分のやっていることをきちんと意味づけできるというわけです。

 

 

アドラーはこう言っています。

一般的な人生の意味はない。人生の意味は自分自身で与えるものだ

 

たとえば、今のこのつらい作業を乗り越えた先の人生はどうなっているのか?

それが明確にできることが重要だというのです。

 

この意味づけをうまくやれる人がやる気を出せるというわけです。

 

では、意味づけをするのにはどうすればいいのか?

 

効果的だとされる魔法の言葉があります。

 

それは「そもそも」。

 

そもそも自分はなぜこれをやろうと思ったのか?

そもそも何のためにこの作業をやっているのか?

 

作業を続けていると、

そもそも何でやっているのかを忘れてしまい、やる気が失せることがあります。

 

そんなときは一度立ち止まって考える日を作って原点に立ち返る。

そうすることで、再びやる気が沸いてくるというわけです。

 

そして、3つのめのステップは……

 

③セルフイメージを変える

やる気を失わせる原因には、自信のなさやコンプレックスがあります。

 

俺なんかの書いたものを誰が読んでくれるんだ?

なぜこんなにつまらないものしか書けないのか?

 

これはあなたの目標が高すぎることに原因があります。

理想を求めすぎているから、セルフイメージが低くなるのです。

 

では、それを変えるにはどうすればいいのか?

 

そもそもやる気がないというのは、一種の思い込みであることを知ることです。

 

たとえば、完璧主義者。

彼らの多くは完璧に準備が整ってからやりたいと考えます。

 

そもそも完璧などというものは存在しないのに。

 

これではいつまで経ってもやる気は起きません。

やる気は行動をして初めて出るものです。

 

そして、行動するには精神的なハードルを下げる必要があるのです。

自信がなくて行動できない自分から適当でもいいから行動できる自分に変える。

 

そうすればセルフイメージが変わるというのです。

 

まとめ

かなり長い記事になってしまいましたが、気づきは多かったのではないでしょうか?

 

あなたにぜひ覚えておいていただきたいのは、

 

やる気があるから行動するのではなくて、

行動するからやる気が出る。

 

ということです。

 

そして、行動するための方法が、

「5秒の法則」と「240秒の魔法」です。

 

5、4、3、2、1で始めて、

4分間続ける。

 

たったこれだけです。

 

ぜひ試してみてください。

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